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しかも大幅な修正を加えたせいで当日に間に合わなかった罠。
めでたい日に出すのもアレなので、ついでに細かい修正を加えて後日に出します。
作業BGM:
深海の孤独(桑島法子)
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(背後より)
明日は大いなる災いのリアイベという事で、勢いでSSを書きました。
読まなくても全く困りませんので、暇潰し程度にどうぞー。
――戦争。その単語の意味自体は、まだ村に居た頃から知っていた。
もっとも、それに自分が関わる日がやって来るとまでは思わなかったのだが。
「……明日、か」
ふと集中が途切れ、刺繍をしていた手を止まる。
ついでに、真後ろの壁に掛かったカレンダーに目を遣った。
飾り気の無いカレンダーの、二月八日の部分には赤い丸が付けられていた。
間違いなく、明日の日付である。
「明日、だよねぇ……」
そう、明日だ。その戦争とやらに関わるのが、明日なのだ。
それなのに、不思議と現実感が無い。……それなりの緊張なら、しているのだが。
果たして、これは正常の感覚なのか。それとも異常なのか。
「……まあ、良いか」
どちらにせよ、明日になれば現実になるのだから問題は無いだろう。
自分はただ役目を果たし、全力を尽くすだけだ。
加えて、メガリスを破壊した効果のお陰で多少の無茶は出来ると話に聞いた。
……一度だけとはいえ、死ぬような傷を受けても重傷で済むというのも凄い話だ。
破壊効果は他にも二つあるが、そのどちらも充分驚嘆に値する。
問題は、それを自分は活かせるか否か。
出来れば最後まで戦っていたいが……それも当日次第か。
「……そろそろ寝る準備、しておこうか」
朝四時半に集合だから、いつもよりも早く起きなければいけない。
荷物は既に纏めているので、あとやるべき事は再確認ぐらいだろう。
イグニッションカードに納めた武器や防具は既に手入れが済んでいる。
「えっと、財布に学生証……」
一度鞄の中から取り出し、一つ一つ丁寧に確認していく。
更に元に戻す時にも確認し、万全を期しておいた。
……首飾りとブレスレットは明日着る服の上に置いているから、忘れようがない。
「あとは、と」
その明日着る服の横に、お守りを置いた。
……なんて事はない、ごく普通の、よく見るタイプのお守りだ。
「……まあ、折角だしね」
神様の存在は、私だって信じていない。
ただ、大事なのはそれに込められた想いだと思っているだけだ。
流石に怪我をしない、とは約束出来ないけれど……。
「ちゃんと、帰って来ますから」
――それだけは、約束を。
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(以下、背後)
いよいよ明日ですね。
勿論、背後は朝から全力投球の予定ですが。……寝坊しなければ!(駄)
何にせよ、参加する方々はお気を付けて。
油断せずにいきましょうー。